学校でのオンライン授業等への取組み(5)

令和3年6月議会

質問の結果
・中学校でのWifi環境が整っていない生徒へのポケットWi-Fiの導入実現

・小学校での実機での各家庭Wi-Fi接続確認の実施実現

・ICT機器導入を前提としたモデル校での机の選定などの実施

・選択登校制も包含する形でのハイブリット型のオンラインの取り組みとして年度内実現へ


(問)文部科学省では、児童生徒の健康に留意してICTを活用するためのガイドブックを作成している。海老名市での対応状況について伺う。
(答)教育部参事
 ICTを使うことによる視力低下への課題については、ソフト面とハード面として、指導面と施設面とで対応するよう考えている。指導面では、健康面での留意点として、ICTを使う時間や目の健康に配慮する事項を児童生徒向けのルールブックでも示しており、指導上配慮するとともに、家庭への協力も得られるようにしている。また施設面では、ICTを使用するのに必要な明るさやタブレットを置くための机の広さなど、環境面として健康に配慮する必要が出てくると想定される。今後対応していきたい。


(問)GIGAスクールでは、目の健康という視点での子どもたちの学習環境に対する長期的な影響も考えなければならない。日本眼科医会は、「ICT教育・GIGAスクール構想と眼科学校医の関わり~眼科学校医が知っておくべき25のポイント~」という資料を出すなど、GIGAスクールに注目をしている。ぜひ海老名市の眼科学校医の方々にも何らかの働きかけを行っていただきたいと思うがどうか。
(答)教育部参事
連携について今後研究していく。


(要望)
クロームブックを使った中学校での持ち帰りと実機でのWi-Fi接続確認が前倒しで進められている。遠隔教育の準備を加速してほしい。その際に、Wi-Fi環境の接続確認が行われても、一定数は接続できない生徒が出てくる。小学校であれば、iPadのLTEモデルが使えるが、中学校のクロームブックでは別の手段が必要となる。ポケットWi-Fi等の検討を要望する。小学校のタブレット導入について、納品後はできるだけ早く、実機での各家庭Wi-Fi接続確認を進め、もしもに備えてほしい。遠隔授業については、普段の授業でも、遠隔授業を想定した授業支援システムを使った授業を実施してほしい。加えて、新型コロナウイルスの変異の状況から、場合によっては選択登校制についても、その条件などの検討を念のため行っていったほうがいいのではないかなと私は思っている。ぜひ条件について検討してほしい。
遠隔教育実施に当たっての課題等の整理をおこなった。解決が必要と考える。その一つが、著作権への対応がある。授業目的公衆送信補償金制度の利用が必要だと考える。早急に対応してほしい。

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