今日は年明け初めての議員全員協議会でした。そこで報告があったのですが、以前、私も要望していた災害発生時の避難所へのペットの同行避難が可能になるとのことでした。詳細は2月に周知がなされるとのことですが、今回、そのガイドラインが市で策定されたことを受けての報告が行われました。
これはまさに行政の執行の部分です。手法についてはよほどの問題でもなければ議員が現段階ではどうこう言うものではないと思っています。実際、やってみないとわからないこともありますし、議員が見えていないものも長年の経験で行政職員には見えているものもあると思うからです。他市と海老名市は違う部分もありますし。なのですが、今日の段階で細かく注文を付ける議員もいたことには残念な気持ちにはなります。
いつも思うのですが、こういった議員はよほど行政職員を信用していないということなのでしょうか。しかも、全員協議会という、行政側からすれば一定非公式な形での情報提供の場ですから、ある意味では議会に対しての配慮であり好意で行われていることだと私は理解しています。変な話、資料配布だけで済まそうと思えば済ますことができるからです。
この件は、元々、何人かの議員から一般質問などで何とかしてほしいという要望をしていました。それを踏まえて可能な手法を検討して、まずはガイドラインの形で所管課が形にしたものだと思います。なので次は、実効性のあるものにするために、避難所開設に関わる市職員に周知や協力をお願いしながら個別の避難所での対応を検討していくことにもなるでしょう。さらにはその先として、実際の避難所運営が想定される自治会等の市民の方々にもペット対応への協力をお願いしていかなければならないと思います。ここからより具体化していく作業に入っていくのだと思います。だからこそ所管課は「さあ、これから頑張ろう」と思っていたところに、いきなり細かく注文を付けられたのだと思います。いい気分はしないんじゃないでしょうか。
いずれにせよペットと一緒に避難ができるというのは重要なことだと思います。それが嫌だという人もいる中で行われるということは、私たちはしっかりと理解しないといけません。ペットが元で避難者同士が衝突なんてことも起こりうることです。これからの取組に注目したいと思います。
そんな議会の始まりでしたが、その他には議長から議会運営委員会正副委員が呼ばれ、議会改革の検証について諮問がありました。これまで行ってきた海老名市議会の議会改革の取組みは、選挙前まで議会改革特別委員会で行っていましたが、議会基本条例の策定が行われたことを受けて、今後は議会運営委員会で行うこととなっていました。そのために議会運営委員会に諮問されました。今後、正副委員長と協議のうえで方法について議会運営委員会に諮って決定していきたいと思います。
令和4年も忙しい年になりそうですが、また一年間よろしくお願いいたします。