9月定例会が始まりました。

9月定例会が始まりました。海老名市議会では毎年、9月定例会で前年度決算の認定が行われます。そのため、本会議二日目には会派代表質疑が行われました。昨年度は、当初予算編成後に新型コロナウイルスの猛威により、当初予算と全く違う市政運営となっていました。臨時議会が毎月のように開催され、補正予算が15号まで編成されるという異常事態でしたので例年とは違う審議になるかなと思います。

財政については、結果としては大幅に市税が減収になるだろうと考えていましたが、幸いなことに国からの補助金や交付金の影響もあり想定ほどの減収とならずに済んだとのことです。ただ、これまで不交付団体でしたが、交付団体になったとのことです。元々、交付・不交付は何やら非公開の複雑な計算式があり、算定されているらしく大臣すら知らされていないと聞いたことがあります。いずれにせよギリギリのところだと考えているようで、来年にはおそらく不交付団体に戻ることになるだろうと考えているようでした。ただ、交付団体になったことから、臨時財政対策債の発行とした場合、交付税措置で市の負担が減る可能性があるため市債としての借り方の見直しなどは行ったようです。こういった細かな節約で貴重な財源を確保していくことが必要ですね。

さて、本定例会では公共施設付帯駐車場の有料化についても請願・陳情を含めて議会内での議論になっています。とはいえ、実際にはパブリックコメントを終えたまでで、その結果がどうなるのかまではっきりしていません。逆に、まだ確定していないからこそ様々な課題を伝えて配慮を求められる段階であるともいえます。議案上程前に事前審査にあたるような質疑はできないのですが、パブコメ案までは公開されているので、会派としても一般質問で明らかにできる部分を明らかにしつつ配慮等を伝えていきたいと思います。ただ、無料継続というのは公共施設老朽化問題を考えると、さすがに難しいとは思っています。現在の未成年やまだ生まれてきていない子どもたちが将来、大人になったときに改修費用や撤去費用等として大した貯えも残さずに後始末だけを残すようなことをするのは無責任だと思っています。ちゃんとそれを理解してもらわないといけないんだと思います。駐車場以外も含めて、今後必ず出てくる問題ですから。

頑張らないとですね。

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