この感染状況の中ではありますが国では通常国会が閉会されました。そして、海老名市議会でも6月定例会が明日で閉会します。正直、Twitterでも書きましたが、今回の6月定例会はこれまでが色々と忙しかったこともあるからか、非常に静かな議会になったように思います。なにせ、補正予算以外は本会議初日に審議を行って採決まで終了。補正予算も、国の方からの支援策等は良くも悪くも新規のものはほぼなく、ある程度落ち着いていたこともあり項目数は少なめでした。むしろ地方自治体で始まっているワクチン接種事業に職員が応援に駆り出されたり、エッセンシャルワーカへの優先接種の段取りが行われたり、市役所職員の方々の業務が通常と違う業務で増えていたりして、なんだか申し訳ない(と言っていけないのかもしれませんが)気持ちになりがちなほど。やはり基礎自治体は直接的に市民・住民と接する場面が多いことから、マンパワーとしての職員が重要になります。そういった面では、議会は行政機関のチェックであったりだとかを担いますが、その活動は行政機関にとっては負担であるという側面も間違いなくあります。市民の声の反映であったりと必要なものではあるので仕方がないのですが、状況を踏まえた上での配慮というものはするべきだろうとは考えます。
そういった面では、一般質問において、市長から国の動向に左右されてしまうことが多いワクチン接種に関しては一般質問で聞かれてもはっきりと言えないことが多いことから理解を求める要望が議会に対して行われたりしたこともありました。配慮をして聞くとしても内容をどうするかなど各議員が考えて判断をしていると思います。私は、完全に質問から外しています。
その辺り、あまり考えなくていいのは国等に対して要望事項を伝える意見書です。私自身は、タイミング等も考えて3月議会にまとめて提案したこともあり今回は見送っていますが、共産党といちごの会から予定案件が示されています。明日、審議が行われる予定です。
いずれにせよ、明日で6月定例会は閉会となります。いったんは議会が閉じることになります。まぁ、何かあればすぐに臨時議会が招集される(招集できる)んですけども。