春の火災予防運動実施中!

本日から春の火災予防運動が始まりました。3月7日まで行われます。私自身、消防団員として参加しています。新型コロナの影響で、人数を絞っての活動が増えていますが、今日は少し人数多めでした。といっても、飲食もしませんし、お酒なんてもってのほか。集まって、「火災予防運動実施中」の懸垂幕を設置して、ポンプ車で管轄地内を広報して回るだけ。その後は、連絡事項を伝えて解散です。よく「どうせ消防団は集まったら酒を飲んでるんでしょ」と言われたりしますが、もはや私が所属する分団では、コロナに関係なくありません。もちろん要所での宴会はありましたが、年に数回程度。あとはせいぜいご飯を食べるぐらい。それが、新型コロナの影響でご飯すら食べなくなったものだから、活動が終了したら即解散といった感じです。そんな中でチームとしてどうやって機能させるかというのが正直、課題でしょうか。

こういうところが非常備消防の難しさだろうと感じています。本当に重要な組織です。大規模災害が発生した時には、既存の常備消防の人数だけではマンパワーとして絶対足りない。しかし、人を常に雇う余力はない。そこを有償ボランティアで組織しておく。それが消防団です。もちろん消防団だけでは足りません。そこには自主防災組織や女性防火推進員なども重要です。それぞれが出来ることをできる範囲で頑張ることで、結果、みんなの安全が守られるのだと思います。だからこそ、この一週間は消防団にとっては、消防としての意識を改めて思い出させてくれる場にもなっているように感じます。

今日から一週間が火災予防運動です。啓発期間ではありますが、最近は寒暖差も激しく風も強く吹いています。相変わらず乾燥もしています。暖かくなって、少し気も緩みがちな時期です。当然、この一週間だけではなく、これからの時期は、改めて火の元には十分に気を付けてお過ごしください。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事