精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築に係る検討会

会議録がこちらに公開されたようです。また、資料はこちらにあります。地域包括ケアシステムは、2025年問題を見据えて高齢者になった場合でもできる限り施設に移るではなく、自分が慣れ親しんだ自宅で安心して過ごせるように地域で連携して取り組める体制づくりを進めようというものです。そこに、精神障害がある方についても同様に地域で受け入れながら過ごせる環境を作っていこうというものになります。ここには、相模原市での反省も込められているようです。(資料はこちら
相模原市で起きた無差別殺傷事件は、障がい者への差別感情が起点となって起こりました。様々な差別というものはわかりやすく目に見えているものばかりではありません。学校教育上は部落問題などは忘れさせることで、差別を無くそうとしている面もあります。しかし、それだけではなくなりません。絶えず声を上げていくことも重要なことだと感じています。障がい者は、「一見すると自分とは違って見える」ところがあります。ですが、人間というものは、気の遠くなるような回数の細胞分裂が繰り返されて形作られ、その結果まったく同じように形作られるわけではないと考えれば、様々な部分が色々であって然るべきであると思います。だからこそ、それ大枠としての“個性”だと捉えて日々の日常を過ごしてけばいいのだと私は考えています。
さて、そういった部分を国としてはどう考えていくのか。検討会で、様々な検討が進められながらこれまでも進められ、そしてこれからも進められていきます。大切なことは、そのことを理解しながら海老名市でも歩調を合わせるべきところは合わせながら、不足部分は国に対しても求めながら進んでいくことが必要です。
ということで、情報収集の一環として。

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