災害廃棄物処理計画

海老名市では、令和3年1月27日(水曜日)から令和3年2月26日(金曜日)の間、災害廃棄物処理計画案に対するパブリックコメントを募集しています。大規模災害が発生するたびに問題になる災害廃棄物。ごみは人々の生活と切っても切り離せないものですが、その処理は難しい面を抱えています。

通常であってもごみ処理場は迷惑施設として、建設という話になれば多くの人が嫌がるもの。海老名市には、座間・綾瀬と3市のごみ処理を一手にまとめて引き受けている高座清掃施設組合がありますが、ここの施設更新にあたっても「次は座間・綾瀬で引き受けてほしい」という話もあったようですが、結局、市内がまとめられないので同じ場所で引き受けてほしいという両市からの要望により仕方がなく、地元の説得にあたって今に至っているという現状があります。もちろん、そのような中で継続してお願いするからこそ、ごみの減量化にあたってしっかりとした対応を行わなければならいという背景もあって、海老名市ではごみの有料化に3市の先陣を切って取り組んだことは忘れてはならないことであり、座間・綾瀬両市も、しっかりと考えてほしいことだと個人的にも思っているところです。

さて、話はそれましたが、そんなごみ問題。大規模災害が起こった時に現状のごみ処理施設が稼働するのか。災害ゴミは大量に発生することがわかっていることもあり、対応に苦慮することもわかっています。だからこそ、事前に決めておくべきは決めておくこと。そのための計画策定ということになります。パブリックコメントの件の詳細についてはこちらをご覧いただければと思いますが、大事なことなのでぜひとも多くの方に知っておいていただきたいと思います。

また、国会図書館で調査された“ 災害廃棄物対策をめぐる現状と課題”が公表されております。こちらも併せてご覧いただければと思います。

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