●政府は、令和2年12月に、追加経済対策、令和2年度第3次補正予算案及び令和3年度予算案をそれぞれ閣議決定しています。両予算案の一体的な編成には、新型コロナウイルス感染症拡大防止と景気回復の両立に向けた方針を示す狙いがあるとのことです。
● 令和2年度の一般会計予算総額は、第3次補正予算案の編成によって175兆6878億円となり、同年度予算の公債依存度は、64.1%に達した。また、令和3年度予算案の一般会計予算総額は106兆6097億円となり、過去最大規模を更新しています。
● 令和2年度第3次補正予算案及び令和3年度予算案の内容をめぐっては、国内経済の回復に向けた投資を評価する声がある一方、公的債務の増加による財政規律の緩みを懸念する声も聞かれています。
- 予算編成過程
- 予算編成までの経緯
- 簡素化された概算要求
- 第3次補正予算案の概要
- 「国民の命と暮らしを守る安心と希望のための総合経済対策」の概要
- 第3次補正予算案の概要
- 予算案の全体像及び概要
- 予算案の全体像
- 感染症対応と成長実現の両立に向けた取組
- 主な歳出経費の概要おわりに
キーワード:新型コロナウイルス感染症、COVID-19、15か月予算、追加経済対策、脱炭素社会、デジタル、財政投融資、公的債務、財政健全化