オンライン授業の取り組み

これまで一般質問でもオンライン授業について取り上げてきました。GIGAスクールの加速化という観点から全小中学生へのタブレット等のICT機器の活用を目指すこととなり、ほぼ全国一斉に機材の調達に走ったのが昨年の6月ごろからだったかと思います。ただ、その結果、海老名市では小学校で想定していたiPadの必要数が確保できずに入札不調が続くという事態になっていました。中学校はChromebookでこちらは問題なかったのですが、やはりという感じです。結局、様々担当の方が苦労に苦労を重ねて、ようやく昨年12月に契約に至ることができましたが、担当者の方は感極まったようで議会の場でも目頭が熱くなったようです。ただ、それでも年度を跨ぐことが避けられない状況ではあります。

さて、そんな機器の調達状況ですが、機材がそろっても手法が確立できなければオンライン対応はできません。どのように各児童生徒と学校がつながることができるのか、どこまでは可能でどこからは難しいのか。それを把握することを地道にやっていかなければならないとして、私から一般質問の場を通じてWiFi環境調査などをお願いしてきました。家庭で接続可能かどうかなど調べてもらったところ約9割の過程でWiFi環境はあるとのこと。正直、少しホッとしました。やりようはあると。

今は、そこに併せて学校側の準備などが進められていると思っていますが、そんなところでの2度目の緊急事態宣言です。果たして、小中学校をこのまま休業にしなくて本当に大丈夫なのか。これは、今月末にある程度見えてくるものだろうと思っています。ここまでの備えではまだまだ不安ではありますが果たして。

少なくとも単純にオンライン授業にすればいいじゃないかで済む話でもないということはご理解いただければ…

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