公共工事を批判する候補者がいますので、私の公共工事に対する考え方を含めてまとめさせていただきました。特に海老名駅周辺の交通道路網についてです。字幕も付けていますので、ぜひご覧ください。

さて、タイトルとのつながりはちょっとわかりにくい部分もあるので地元の方々向けに少し補足します。有鹿小学校前など朝夕に抜け道として使われる生活道路があります。この原因は、実は相模川とJR相模線が原因となっています。相模川は一級河川であり、そこを越えて厚木側に渡るためには、どこかで橋を通る必要があります。この橋を渡ることが実は交通集中を起こしていて、渋滞を引き起こします。加えて、JR相模線は高架化がされていません。そのため踏切がそこらかしこにあります。しかも単線でありながら、利用者数が多いため可能な限り輸送量を増やそうとダイヤを過密化させています。そうなると、踏切が閉まっている時間が増えることになります。この問題が見事にはまってしまっているのが、JR海老名駅西口側で相模川とJR相模線で挟まれた地域は逃げ道がなく交通集中が昔から問題になっていました。

解決策は、2つです。橋を増やすか、踏切を無くすか。そこで期待されるのが下今泉門沢橋線(上郷立体)です。ここを何とかしてほしいと、ずっと県に要望してきていて、ようやく進み始めたのが数年前でした。海老名が発展してきたために、県も重い腰を上げたというところだと思います。しかし、当初予定と違って予算の関係で踏切の上を通過させることになりました。それと同時に示されたのが、今、交差している海老名駅側からくる県道40号横浜厚木線との交差部分を越えてしまうことでした。横浜厚木線も主要な道路であり、そのままでは一部、渋滞が解消されない部分も出てくる危険性がある。そういった観点からも進んだのが、上郷河原口線です。これは、横浜厚木線からくる車を国道に逃がすルートになります。

この2本の工事も無駄であるという候補者がいます。しかし、この2つの公共工事がもたらす恩恵は非常に大きいことが予想されます。抜け道として使われていた道を通過する車を減らすことができます。今はとにかく逃げ道がありません。なので、どんな対策をとったとしても、根本的な解決に至っていないために問題が再燃することが予想されます。学校周辺の道路でもあり、通学路でもあります。できるだけの安全対策が必要な道です。そういった問題をもクリアにできる可能性があります。もちろんそれだけではない西口側の渋滞解消には間違いなく大きな効果が得られることでしょう。そのことは環境問題への取り組みとしても有効だと考えます。

20年・30年先をみたしっかりとした取り組みを。これからも私は、目先だけではない取り組みを進めていきます。

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