全国的に消防団員不足は深刻ですが、ここ海老名市でもかなり深刻な状況です。私も消防団第４分団の分団長でもありますが、定員１５名のところ８名しかいないために、もしもの大規模災害時には人員不足で碌な対応が取れないのではないかと心配するばかりです。特に、人員不足に悩んでいるのは相模川流域の分団でしょうか。
消防団は、常備消防と呼ばれる消防署と異なり、他の仕事をしながら火災時などに駆けつけて消火活動を行う非常備消防と呼ばれる組織になります。そのため普段から消防活動を行っているわけではありません。とは言え、訓練をしていなければ水を出すことは出来ませんので、定期的に訓練は行ったりしますし、予防活動等を行ったりもしています。11月ごろからは空気も乾燥してくるので、火災が多くなる時期でもあります。そういった時期にはポンプ車で広報活動を行ったりもします。あるいは、もしもの場合に備えて消火栓という水道管に直接ホース等をつなげて水を出せる場所がありますので、そこからちゃんと水が出るかの点検を行ったりもします。
そんな消防団ですので、最近では女性消防団員もじわりと増えてきました。広報を担当したり、点検したりと年齢性別を問わずできることは確実にありますので、最近では間口が広げてもいます。また、多くはありませんが報酬も出ます。
消防に興味のある方、人命救助等に関心のある方、ボランティアに興味ある方、ぜひ消防団に入ってみませんか？
海老名市内の各地域に担当の分団があります。特に、河原口、さつき町、中央三丁目にお住いの皆さん、私たちと一緒に消防団活動をしませんか？
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