海老名市の防災対策

 令和元年に襲来した台風19号は、海老名市の特に相模川流域に住む市民に河川氾濫の恐怖を植え付けました。当時も現役の消防団員として活動していた私は、高台への避難誘導や直前には垂直避難を促すために、ポンプ車や手持ちの街宣用スピーカを自家用車に乗せて回り続けたことを思い出します。あれから4年、市では、当時のことを教訓に河川氾濫への様々な対策を進めています。併せて地震への対策も進めています。私自身も、議会を通じて、また現役消防団員として様々な対策を検討し要望を出しております。

 そんな防災対策への取り組みを議会だよりとしてまとめました。一部の地域の方にはポスティングさせていただいています。ぜひ、お読みいただければと思います。


まとめたもの以外でも、取り組みは進んでいます。11月5日には消防団による水防訓練が実施されます。相模川河川氾濫想定区域の避難誘導の実施を想定したもので、実際に決められたエリアを戸別訪問して避難を求めるものです。私自身も、大規模災害等の際には消防団を指揮する立場として活動するための訓練を泊りがけで受けてきました。

 関東大震災から100年の節目の年です。いつ何時、大規模地震が起きても不思議ではない日本です。自分の命を他人任せにせず、私たち自身が責任をもって生きていくためにあるのが消防団や自主防災隊でもあります。ぜひとも積極的に活動に参加していただければと思います。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事