コロナ禍で市の予算がカットされていた敬老親睦会がようやく予算復活されました。そこで、自治会でも敬老親睦会を開催する流れが出来ています。さつき住宅自治会でもコロナ感染リスクを考えながらも開催してほしいという声が大きく飲食は行わない形で開催することになりました。
ただ、さてやろうとなると悩ましいのが経験の断絶です。1年単位で役員交代が起こる自治会で起きがちなのが数年空いた後にやり方がわからなくなることです。たまたま私がいたので、社会福祉協議会にお願いすれば敬老親睦会にきていただけるボランティアなどがいることは知っていたので問題なかったですが、そうでないとそこで立ち止まってしまっていたかもしれません。
今回は、社協からの提案からフラダンスと歌手の方に来ていただき、会場を抑えてお土産を決めて、案内状を出してと準備が進められました。その中で議論になったのは、参加者と参加しない方との間の不公平感です。そこで、参加しない方には別途、お祝い品を送ることにしました。コロナ禍で、出たくても出れない方などが増えたのが原因かもしれませんが、敬老親睦会に出るという理由を作ることも目的のひとつです。
「きょういくときょうよう」
高齢者の、元気の源となる、「今日行くところと今日の用事があること」。この二つのために外出しようと思ったり歩いたりすることが現気に繋がることでもあります。コロナ禍なので、無理は言えませんが、敬老親睦会に出ようと思ってもらえる機会を作っているのだと考えていただいて、協力してもらえるとありがたいなと感じています。
人生、楽しく元気に過ごしていきたいですね。