神奈川県更生保護大会に初めて出席しました。今回は、表彰対象だということで声をかけていただいたこともありましたが、どんな会なんだろうという興味も多少はあり、議員という立場の部分はふせての出席でした。
私は、保護司としては議員の部分を出さない活動をしています。ただ、他自治体含めて議員兼保護司はそれなりにいて、集まって会合なども行っているようです。法務省管轄で色々と制度を修正したりもしていますし、国だけではなくて自治体でも更生保護のための環境構築を進めようとしてもいますので、自治体議員との連携も必要な部分はあるのかなとは思いますが、あくまでも個別対応として活動しています。そういったこともあり、保護司としての活動を細々とやっています。
保護司は、少年院や刑務所といった矯正施設から出てきた人の保護観察などの対応をします。昔は、地域の人格者が、罪を犯してしまった人が地域に戻ってきても十分に地域になじんで生活していけるようにするために、定期的な面談や後ろ盾になるような意味合いもあったんだろうなと感じています。自宅に保護観察対象者を呼んで面談をするわけで、それなりの広さの自宅でないと、そもそも面談すらできないだろうなと思います。しかし、今となっては保護司のなり手自体も少なくなり、奉仕の精神だけでもできる環境を整えるしかなくなっています。海老名市でもサポートセンターが作られています。
海老名市の保護司の数もどんどん減っています。だからと言って無くしても良いようなものでもありません。今後の大きな課題だと思います。