毎年7月第2日曜日に行われていた有鹿神社の例大祭は、去年久しぶりに規模縮小で開催されましたが、今年はフル開催。そして、消防団的には市の操法大会と被るため大変な一日に。朝から晩まで疲れ切った1日でした。何をやるかと言えば、大人神輿の警護と子ども御輿のサポートです。

 子ども御輿は、さがみ愛子園の園児たちが行う御輿と河原口自治会が行う子ども御輿の二つについて回っています。さがみ愛子園の方は今年から午前中10時半ごろからになったので、操法大会中に一部の団員に先に抜けてもらってついてもらいました。こちらは交通誘導的な立ち位置です。その後、昼からは自治会の子ども御輿で、こちらは車に救急セットを載せて熱中症になった場合などに備えたり、噴霧器で子どもたちを冷やしたりと救急的な立ち位置でついています。

 大人神輿は午後1時ごろから上郷・河原口を神輿で回りますが、4分団と5分団の分団長がその後ろをついていくのが慣例となっています。午後8時ごろに有鹿神社に宮入りしますが、日中の暑い時間帯からなので結構大変。加えて、数年前に倒れた方がいたこともあり、AEDを消防本部から借りて常に携帯。さらに、交通整理は交通指導員の方々に加えて委託業者にもお願いしたそうですが、なかなか連携も取れ。道に詳しい地元の消防団員でもあるので、そこにサポートで入って交通整理するにも役割の一つになってきました。先輩方からは、昔は血気盛んな神輿の担ぎ手の抑え役という位置づけもあったとも聞きますが、そういう感じは今はしません。

 とはいえ、それだけの役回りではあっても祭り自体は大いに盛り上がり、皆さん楽しそうでした。消防団としてもやりがいを感じる場面の一つです。これからも楽しく盛り上がる祭りがずっと続いてほしいと願っています。

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